首都圏反原発連合(反原連)は4月22日夜、首相官邸前抗議を行いました。熊本地震は余震が続き、震源域の広がりが懸念されています。活断層の先にある川内原発(鹿児島県薩摩川内市)を直ちに停止させよと声をあげました。
「川内原発いますぐ止めろ」「地震の国に原発いらない」とコールが響きます。800人(主催者発表)が駆けつけました。
大学生の男性(24)=東京都世田谷区=は「熊本で大地震が起きました。今後も震災が起こらないとは言えません。原発は廃止すべきです」と強調。一緒に参加した後輩の男性(22)=同八王子市=は「原発のことはよく分かりませんでしたが、40年もたって老朽化した高浜原発を稼働しようとしたり、卑怯だと思います」といいます。
神奈川県鎌倉市から参加した女性(69)は「安倍政権は、熊本と川内原発は離れているから大丈夫だと思っているのでしょうか。地球規模で見れば、日本は至るところが地震の危険性があります。伊方原発や玄海原発も危ない場所にある。私たちはあきらめずに声をあげないといけません」と話しました。
日本共産党の笠井亮衆院議員がスピーチしました。
(「しんぶん赤旗」2016年4月23日より転載)