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エネ庁が福井で原発シンポ開催・・立地道県で初 & 地球温暖化対策の計画案・・環境省 意見募集始

エネ庁が福井で原発シンポ開催・・立地道県で初

 経済産業省資源エネルギー庁はこのほど、エネルギーミックス(電源構成)や原発に関するシンポジウムを福井市で開きました。同様のシンポは大阪、東京、名古屋で行われていますが、原発が立地する道県での開催は初めて。

 シンポは定員210人で150人が参加しました。質疑応答では参加者4人が原発に不安を訴えました。福井県鯖江市の男性が「不完全な存在の人間がつくった原発は必ず事故が起きると思う。これ以上、国民に心配を掛けないでほしい」と迫ると、エネ庁の吉野恭司政策統括調整官は「リスクがあることを前提に付き合っていかないといけない」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2016年3月21日より転載)


 

地球温暖化対策の計画案・・環境省 意見募集始まる

 環境省は、政府の地球温暖化対策推進本部が3月15日に取りまとめた「地球温暖化対策計画(案)」への意見募集(パブリックコメント)を始めました。

 同計画は、パリ協定が採択された後、初めて策定され、2030年度までの温室効果ガス削減に向けた考え方や施策を示します。

 経団連などから反発が強かった長期目標「2050年までに80%削減する」は明記されました。一方、原発や石炭に固執した電源構成(エネルギーミックス)の「実現」をうたうなど、総じて削減の実効性が問われる内容です。

 意見募集の締め切りは4月13日まで(郵送は同日必着)。郵送、ファクス、電子メールで。あて先は、〒116−8691 荒川郵便局 私書箱16号、ファックス番号は03(3253)5671、電子メールはteitanso-pgwc@env.go.jp いずれも「地球温暖化対策計画(案)に対する意見募集担当」まで。

(「しんぶん赤旗」2016年3月21日より転載)