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再稼働への暴走ノー・・反原連 官邸前コール響く

(写真=藤野保史衆院議員のFacebookより)
(写真=藤野保史衆院議員のFacebookより)

 「伊方原発再稼働反対」「原発やめろ」。冷たい風が吹く首相官邸前や国会周辺に力強いコールが響き渡りました。首都圏反原発連合(反原連)が12月18日夜に行った首相官邸前抗議行動。南海トラフ巨大地震で甚大な被害が想定される伊方原発などの再稼働へ暴走する安倍晋三政権に抗議の声をあげました。

 神奈川県藤沢市の新倉三喜男さん(65)は「伊方原発が事故を起こせば、四国や瀬戸内海が汚染されてしまう。原発を推進する人たちが利益を得て、国民に危険とコストを押し付けるやり方はおかしい。福島の人たちの痛みを胸に、危険な原発をやめろと訴え続けていく」と語りました。

 東京都墨田区の栃木節男さん(「に」は伊方原発が半島の付け根にあることについて、「事故が起きたとき、住民が閉じ込められる危険があることは誰の目にも明らかだ。安全に避難できる確証もなく再稼働というのは、命をないがしろにした暴挙だ」と憤ります。

 「安倍首相は、国民の思いをまったくわかっていない」と話すのは、東京都国分寺市の斉藤美智子さん(87)。毎週参加し、官邸前でスピーチしています。

 「安倍首相は国内の原発を再稼働するだけじゃなく、外国に売ろうとしている。日本にも世界にも原発はいりません」

 日本共産党の藤野保史衆院議員が参加し、国会正門前で訴えました。行動には750人(主催者発表)が参加しました。

(「しんぶん赤旗」2015年12月19日より転載)