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脱原発県議が「会」・・宮城超党派の20氏参加

 宮城県議会で、超党派の「脱原発をめざす県議の会」が12月18日、結成されました。原発が立地する14道県の中で初めてです。同会には、定数59人中、日本共産党の8人と県民の声8人、社民党2人、無所属2人の計20人が参加しています。

 結成総会で、呼びかけ人の佐々木功悦氏(県民の声)は、4年間の任期の中で、女川原発(石巻市・女川町)の再稼働に対して判断をしなければならないと強調。「県民の命を守るのが県議としての最大の仕事だと思っている。なぜ反対するのか、エネルギー問題をどう解決するのかなどを、全国に発信していきたい」とあいさつしました。

 「会」は、①原発依存から脱却を目指す②女川原発再稼働に反対する人々、慎重な対応を求める人々と思いを同じくする・・の2点を目的とし、学習会や意見交換会などを中心に活動を進めるなどの活動方針を確認しました。

 会長には、佐々木氏を選出し、副会長に菅間進氏(無所属)、中嶋廉氏(日本共産党)、事務局長に岸田清実氏(社民党)を選び、来年1月に学習会を開くことを決めました。

(「しんぶん赤旗」2015年12月19日より転載)