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薩摩川内 市は九電に要請を・・冷却水配管損傷で連絡協 & 九電 来月10日に営業運転開始

薩摩川内 市は九電に要請を・・冷却水配管損傷で連絡協/1号機停止など

 川内原発建設反対連絡協議会は8月28日、再稼働した同原発1号機で20日に発生した復水器の冷却水配管損傷をめぐって、薩摩川内市に1号機を直ちに停止させ原因究明を行うことや、事故やトラブルが生じた際、早急に情報公開させることを九電に要請するよう申し入れました。

 市側は広報担当の職員が対応。「録音を行い関係部署につなぎ、後日回答する」と答えました。市の対応に参加した12人のメンバーからは不満の声があふれました。

 鳥原良子会長は、「復水器のトラブルが報告されたのは翌日21日。住民の安全を守る立場として、九電の対応に危機意識をもたないのか」と迫りました。

 メンバーの山下勝次さんは「今回のトラブルは人命にかかわる重大な問題。九電の技術者や担当部署など、回答できる人に対応してもらいたい。早急な回答をもとめる」と訴えました。

 申し入れには、日本共産党の井上かつひろ薩摩川内市議が同席しました。

 

来月10日に営業運転開始・・九電・川内1号機

 九州電力は8月28日、再稼働した川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の営業運転を9月10日に開始する計画を原子力規制委員会に報告しました。

 九電によると、川内1号機で行われている規制委の検査で最後の手続きが9月10日に予定され、規制委が問題ないと判断すれば、営業運転を始める見込みです。

 原発の営業運転は最長で連続13カ月間と定められており、大きなトラブルなどがなければ、1号機は来年10月まで稼働を続けることが可能になります。

(「しんぶん赤旗」2015年8月29日より転載)

 

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