名古屋からも福島に連帯し原発再稼働反対の意思を示そうと3月15日、同市中区の白川公園で「原発ゼロを永遠に 名古屋アクション」が開かれました。首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんの音頭で、若者から高齢者まで市民500人(主催者発表)が「再稼働反対♪原発いらない」とコールしました。
福島原発事故の2日後に福島県南相馬市から家族4人で名古屋に避難してきた江本潤子さん(42)が壇上から訴え。「愛知には1200人が避難しています。私たち世代の子ども、未来の子どもたちのためにも原発は絶対にあってはならない」と声を詰まらせながら語ると、会場が大きな拍手に包まれました。
保育・福祉関係の仲間15人と4歳の子を連れて参加した寺坂渉さ
ん(33)は「将来、安心して過ごせる環境をつくるのがおとなの責任です。再稼働をやめさせるために自分でできることをと思い加わりました」と話します。
ミサオ・レッドウルフさんはゲストスピーチで「エネルギー基本計画自体を変えないと、各原発の再稼働のモグラたたき状態を変えることはできない」と訴えました。
集会後、参加者は市内を行進しました。
(しんぶん赤旗2015年3月16日付けより転載)