日本共産党の山田かずお参院福井濯挙区候補は7月7日と10日、嶺南地区のすべての行政区を回り、「即時原発ゼロ」「賃上げ・雇用対策」「憲法を守れ」と訴えました。
7日は、5日から大飯原発の活断層調査で来県していた立石雅昭新潟大学名誉教授とともに訴え。宮崎治宇蔵小浜市議、上原修一・山本貴美子両敦賀市議、北原武道若狭町議、猿橋巧おおい町議、渡辺孝高浜町議らが案内し一緒に訴えました。
「あなたに希望を託します」と激励
山田候補は「再稼働は許されない」「即時原発ゼロを決断し、廃炉と自然エネルギーヘの転換で仕事と雇用を」と訴えました。
立石氏は、福島では17万人の15才以下の子どもで、甲状腺ガンが多数見つかった問題をあげ、「福島事故の教訓から、危険な原発は再稼働すべきでない」。また、日本が地震の活動期にあることにふれ、「地震大国日本に原発はあってはならない」と強調しました。
山田候補の気迫の訴えに、近寄ってきた女性は「あなたに希望を託します」。六十六歳の男性も「原発に頼ってきたまちで、しっかり原発からの脱却を訴えているのがいい」と期待を寄せました。
敦賀市女性後援会と若狭町で「集い」・個人演説会
山田候補は7日、敦賀市内で開かれた女性後援会主催の集いでも訴え。参加者からは身内が原発関連で働いていることでの複雑な気持ちが語られると同時に、「敦賀に(原発以外の)産業を育てていかないといけない」「私らの声を示すのが選挙だ」などの意見が出されました。
また、同日夜、若狭町の藤本俊夫元三方町議宅で行われた個人演説会でも訴えました
小浜市で個人演説会
十日小浜市で開かれた個人演説会では若い人たちが多く参加。「労働者派遣法を抜本改正し、働く人の雇用を確保すればどういう展望が生まれるか?」という質問が出され、山田候補は「安定した雇用を確保すれば、内需が活発になり、結婚や子育てに展望が生まれ、日本経済を好循環にし、デフレ脱却につながる」と答えました。
結びつき・マイ名簿で240人と対話
小浜市のS地区委員は、8日までに240人と対話しています。自民党のポスターが2枚張ってある家の奥さんも、「あれはつきあいで断れなかった。私の心はいつもお宅」と。公明党のポスターが張ってある家でも、「断りきれずに張った。公明党と見られるのがイヤだから、共産党さん、ポスターを張ってください。票はもちろん、お宅に入れます」と言ってくれました。Sさんは、「教員、元教員はみんなが憲法9条問題で危機感をもっている。どんどん訴えたい」と語っています。
松原支部が責任をもつ地域の後援会員8割と訪問で対話
敦賀市のK地区委員は松原支部のMさんと一緒に、松原支部が責任をもつ地域の後援会員宅を訪問し、留守宅を除く約8割の後援会員と対話し、支持をひろげています。
敦賀市で早朝宣伝
上原修一・山本貴美子両市議、山本雅彦地区委員長が毎日、早朝宣伝で訴えています。