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福井豪雨災害 衆参災害対策特別委員会が視察

福井で仁比議員

 衆参両院の災害対策特別委員会の委員が四日、福井県を訪れ、七月十八日の豪雨による被害状況の現地調査を行いました。日本共産党からは、仁比聡平参院議員が参加しました。

足羽川堤防の決壊地を視察する仁比聡平参院議員(中央)=7月4日、福井市にて
足羽川堤防の決壊地を視察する仁比聡平参院議員(中央)=7月4日、福井市にて

仁比議員らは、足羽(あすわ)川堤防の決壊地の福井市春日地区、県内で特に深刻な被害を受けた美山町蔵作地区、地場産業の「越前漆器」が被害を受けた鯖江市河和田地区などを視察。県、市町から被害状況の説明を受けた仁比議員は、被災者にも声をかけ生活再建に向けた要求などを聞いていました。

仁比議員は調査後、「生活を再建するには、どれだけ困難が立ちはだかっているか痛感しました。現行法の枠組みでは住宅や伝統産業など救済されない被災者がいます。国会質問をはじめ、地元と力を合わせていきたい」と語りました。

視察に先立ち、福井県庁で災害対策本部から概要説明を受けました。

仁比議員は視察後、被災者生活再建支援制度に上乗せする県独自の支援策で苦慮した点を知事に質問。財源が大きな問題であることが明らかになりました。仁比議員は「県独自の支援策は画期的なことであり、これに対し国がどういう態度を取るかが問われている」と話していました。

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