「老朽原発動かすな！実行委員会」は２３日、「最古の老朽原発・高浜１号うごかすな！緊急集会」を大阪市北区の関西電力本店前で開き、近畿各府県などから３８０人が参加しました。

　緊急集会は、原発の６０年超え運転を認めるなどの原発推進関連法が自民、公明、維新、国民などの賛成多数で可決・成立し、関西電力が運転開始後４８年超えの日本最古の原発・高浜１号機（福井県）を２８日に、同じく４７年の高浜２号機を９月中旬に再稼働させるとしていることをうけ、「国と関電の暴走を止めよう」と行われました。「老朽原発の運転を認めないたたかいを前進させよう」と呼びかける集会決議を確認し、集会後、西梅田公園から梅田までデモ行進しました。

　主催者あいさつした「オール福井反原発連絡会」の林広員さんは、県議会の状況、高浜町民から「福島原発事故を忘れている」などの声が寄せられていることなどを報告。２８日の高浜原発前での集会などの取り組みを成功させ、老朽原発の完全廃炉を勝ち取ろうと呼びかけました。

　高浜町をはじめ全国から老朽原発とのたたかいを報告。関西各地の運動団体が取り組みや運動を広げる決意を表明しました。

（「しんぶん赤旗」2023年7月24日より転載）