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衆院比例議席奪還へ全力/北陸信越 藤野候補 原発ゼロ・再エネこそ

当の議席奪還へ決意を語る藤野氏と坂本氏、青山氏=10日、富山市

 解散・総選挙含みの情勢の中、日本共産党の藤野やすふみ衆院北陸信越比例候補=前=は10日、北陸3県の県都(福井、金沢、富山の各市)5カ所を駆けるキャラバン宣伝に取り組み「本物の『改革の党』の共産党を伸ばし、再び国会へ駆け戻ります」との訴えを響かせました。

 藤野氏は、原発推進の法案などを強行した岸田政権、法案に賛成した維新、国民民主各党を批判。「ドイツでは原発ゼロを達成し、再エネ普及は世界の流れです」と述べ、原発の集中する北陸信越ブロックでの党の議席奪還へ決意を表明しました。

 藤野氏はまた、「維新や国民民主は改革を言うが、中身は破綻した新自由主義の押し付けと大軍拡・大増税、改憲であり、自民党政治を延命・悪化させるものです」と指摘。アメリカいいなり、財界最優先の「政治のゆがみ」にメスを入れ、希望を持てる政治に変えられるのは共産党だけと強調しました。

 富山市では青山りょうすけ(富山1区)、坂本ひろし(同3区)=ともに新=の衆院選挙区候補も合流。「戦争準備をさせない」(青山氏)、「最低賃金1500円を必ず」(坂本氏)などと訴えました。中学生の集団が演説に立ち止まり、拍手を送っていました。

 各地の宣伝には、佐藤正幸石川県議、火爪弘子富山県議、佐藤正雄前福井県議らが参加しました。

(「しんぶん赤旗」2023年6月11日より転載)