首都圏反原発連合(反原連)は12月11日、首相官邸前抗議を行いました。東京電力福島第1原発事故で発生しているトリチウム(3重水素)を含む汚染水の海洋放出に反対し、東北電力女川原発(宮城県)などの再稼働をしないよう求めました。
東電福島第1原発事故による汚染水の処理について、菅義偉首相は「いつまでも先送りしない」と表明。福島県民、県内各自治体で広がる反対の声を無視して海洋放出を強行しようとしています。参加者は「汚染水、海洋放出するな」「海を汚すな」と抗議しました。
また、原子力規制委員会が、日本原燃のウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料加工工場について基準に「適合」としたことに対して「核燃サイクル、もうあきらめろ」と批判しました。
(「しんぶん赤旗」2020年12月12日より転載)