首都圏反原発連合(反原連)は8月31日、安倍晋三首相の辞任表明を受けてステートメントを発表しました。
安倍政権が、民主党政権下で打ち出された段階的原発ゼロを撤回し、原発を「重要なベースロード電源」とするエネルギー基本計画を閣議決定し、圧倒的多数の国民世論を無視して、原発を維持・推進してきたと批判しています。
安倍政権が原発をなくすための大きな障壁と考え、原発以外のさまざまなイシュー(課題)で活動するグループや団体とともに「安倍政権NO★実行委員会」を結成し、事務局を担い、デモや集会を行ってきたと述べています。
安倍政権が崩れたことは喜ばしいこととしつつ、「原発、エネルギー政策を改善するために何をすべきか、コロナ災害下で行動の制限がある中で自分たちに何ができるか、引き続き考え、実行していきたい」と表明しています。
(「しんぶん赤旗」2020年9月4日より転載)