日本共産党嶺南地区委員会 > しんぶん赤旗 > 福井県議会 関電マネー究明必ず・・かねもと1区候補 住民ら請願

福井県議会 関電マネー究明必ず・・かねもと1区候補 住民ら請願

 福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から多額の金品を受け取っていた関西電力幹部らと同様、歴代の県職員にも金品が渡っていた問題について、原発問題住民運動県連絡会は11月26日、真相究明を求めて福井県議会に請願しました。オール福井反原発県連絡会も、老朽原発の再稼働中止を求めて請願しました。

 住民運動県連絡会の林広員事務局長や、反原発県連絡会のメンバーの石森修一郎さん、日本共産党の、かねもと幸枝衆院1区候補が、応対した小林里代議会事務局次長に請願書を提出しました。共産党の佐藤正雄県議が同席しました。

 弁護士3人を委員として設置された県の調査委員会は21日、109人の県職員に少なくとも計122万円分の金品が渡っていたと公表しました。

 林氏らは今回の調査について「(委員は)顧問弁護士で、身内が自分を調査して発表した。住民の思いとかけ離れている」と指摘。歴代知事や原発関連部局で該当者なしの結果に疑義があるとして真の第三者委員会を設けて徹底調査するよう求めました。「関電ルートも調べてほしい」とも指摘しました。小林議会局次長は「議長に伝えます」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2019年11月27日より転載)