首都圏反原発連合(反原連)は2月8日、原発再稼働反対などを訴える首相官邸前抗議を行いました。寒さのなか、官邸前と国会正門前で「原発いらない」などと唱和しました。
参加者は、通常国会で「原発ゼロ基本法案」を早急に審議してほしい、「原発輸出」は断念すべきだ、などと訴えました。
東京都葛飾区の白倉真弓さん(69)は、「野党共同で提出した原発ゼロ法案を、早く審議してほしい。この法案を通すことこそ民意。多くの人に関心を持ってもらうため、私たち草の根の役割を果たしたい」と述べました。
国会正門前でマイクを握った参加者は、「安倍政権による原発輸出は世界各地で破綻した。再生可能エネルギーに向かうべきだ」とスピーチしました。
日本共産党の宮本徹衆院議員も参加して、「原発ゼロ法案、今国会こそ審議せよと迫ってたたかいたい。与党が審議にも応じないなら、今年の選挙で、原発ゼロの圧倒的な民意を示そうではありませんか」と呼びかけました。
この日は、420人(主催者発表)が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2019年2月9日より転載)