首都圏反原発連合(反原連)は11月30日、首相官邸前抗議を行いました。集会に集まった人たちは、原子力規制委員会が東海第2原発の運転延長を認めたことなどに抗議。「原発事故 継続中」などと書かれたプラカードを手に、「再稼働やめろ」「原発やめて未来を築け」「子どもをまもれ」とコールしました。
さいたま市から参加した西島勝一さん(76)は、「毎年、福島県南相馬市へボランティアに行っています。復興はまだまだ遠い。原発事故は収束したかのように言う安倍政権は許せません。原発のない社会を求めて、抗議し続けます」と語りました。
国会前エリアでは、「誰も望んでいない改憲でなく、原発ゼロ基本法こそ審議するべきだ」「原発をなくすために、毎週、集まって声を上げ続けよう」などと参加者がスピーチ。日本共産党の山添拓参院議員も参加して訴えました。
山添氏は、東海第2原発の再稼働に向けた動きに反対し、原発政策に固執する安倍政権を批判。「原発ゼロを実現する政治を、力をあわせてご一緒につくりましょう」と呼びかけました。この日は、500人(主催者発表)が参加しました。
(しんぶん「赤旗」2018年12月1日より転載)