北海道電力が泊(とまり)原発の再稼働申請から5年、「泊原発を再稼働させない北海道連絡会」は7月8日、七夕パレードを札幌市でくり広げました。
「子どものために未来のために原発はハイロ」と手書きのすだれなど思い思いのプラスターを掲げた100人が「原発なくても、うちらは生きてる」とコールを響かせました。動画を撮り、ガッツポーズする外国人男性、音楽に合わせて手拍子を送る男子高校生も。
風刺画を手に、のざわゆきおさん(50)は「原発を制御する力は人間にありません。この絵を持って歩きます」といい、ハンディカホンという打楽器を演奏する40代の斉藤誠治さんは「泊は止まっているから、このまま壊してなくしてほしい」と力を込めます。
川原茂雄札幌学院大学教授らが訴え。泊原発の廃炉をめざす会の常田益代共同代表(北海道大学名誉教授)が「一人ひとりの意思を束ね、粘り強くたたかっていきましょう」とよびかけました。
(しんぶん「赤旗」2018年7月10日より転載)