北海道内の反原発団体はじめ環境、経済などの団体でつくる「泊(とまり)原発を再稼働させない北海道連絡会」は泊原発が停止して6年目の5月5日、「泊原発再稼働するな!させるな!北海道大行進」を札幌市でくり広げました。
「原発が止まって6年、私たちの生活には何も支障はない」と250人の参加者を前にマイクを握った「SHUT泊」の川原茂雄共同代表。「規制委員会からもだめだしされ、再稼働の見通しがたたない泊原発。『このまま稼働せず廃炉に』が道民の強い願いです。再稼働させない運動をさらに広げよう」と呼びかけました。
集会後、参加者は思い思いのプラカードを掲げ、サウンドカーを先頭に、市内中心部をデモ行進。「原発なくせ、再稼働反対」とアピールしました。
沿道の若者がコールに合わせて手を振り、注目を集めました。
「原発なしで暮らしたい」の横断幕を掲げた石狩市の女性(72)は「電力は余っているのだから、泊原発を動かす必要はありません。核のごみを増やして、将来につけを残すことは許さない」と語ります。
日本共産党の畠山和也前衆院議員、佐野弘美道議、吉岡ひろ子札幌市議予定候補らが参加、行進に加わりました。
(「しんぶん赤旗」2018年5月6日より転載)