東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から6年9ヵ月の11日、福島市で、原発再稼働をやめ、エネルギー基本計画の見直しで再生可能エネルギーの比率を大幅に増加させることを求める新たな署名行動が取り組まれました。ふくしま復興共同センターの主催。
同署名は原発をなくす全国連絡会が呼びかけています。12月定例議会休会の日本共産党5県議もそろって参加しました。「ベースロード電源構成比の20~22%を原発に依存することは、現在の原発をすべて稼働させることが前提であり、認められない」「今こそ原発に頼らないエネルギー政策への転換を」と訴えました。
北海道から出張中の男性(42)は「使用済み核燃料を処理する場所もないのに原発を動かすのはいかがなものか。私は反対だ」と署名しました。
福島市に住む黒沢勝恵さん(79)は「危険な原発はいらない。ほとんどの人がそう思っているんじゃないですか」ときっぱり。別の女性(48)は「子どもたちを二度と原発事故に遭わせたくない。事故後から廃炉までも長い時間がかかるというでしょう。原発はやめて、太陽光発電などに切り替えるべきです」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2017年12月12日より転載)