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再稼働ノー世論大きく・・柏崎刈羽原発 市民1000人集会/新潟

(写真)原発をなくそうと、プラカードを掲げる大勢の参加者=10月8日、新潟市

 新潟県の柏崎刈羽原発再稼働で原子力規制委員会が「適合」と判断するなか、新潟市の県民会館で10月8日、「なくそテ原発新潟大集会」が開かれ、1000人が参加し、再稼働ノーの声を上げました。

 新潟県と長野県の原発に反対する18団体が参加する実行委員会が主催しました。

 植木史将実行委員長が「柏崎刈羽原発と全国の再稼働の動きを止めるためにも、米山隆一知事を支え、原発反対の世論を広げよう」とあいさつ。

 米山知事は「3年連続で大規模な集会を開いたご奮闘に敬意を表します。三つの検証がなされない限り原発再稼働の議論はできないという立場を堅持し、力を合わせてより良い県政の実現に向けて進んでいきたい」とメッセージを寄せました。

 連帯して首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんが「安倍政権を退陣させることが再稼働阻止の力になる。野党共闘が広がり、総選挙に関心持って投票に足を運んでもらいたい」と強調。原発をなくす全国連絡会の小田川義和氏は「東京電力は原発を動かす資格はない。安倍退場で一緒にたたかっていく」と述べました。

 集会では、元経済産業省官僚の古賀茂明氏が講演しました。

 参加者が原発反対の替え歌を歌い、「総選挙で再稼働問題を大きな争点にし、再稼働中止・廃炉に向けて大きく運動を進めていく」との宣言を採択。集会後パレードしました。

(「しんぶん赤旗」2017年10月9日より転載)