首都圏反原発連合(反原連)は10月13日、首相官邸前抗議を行いました。参加者は小雨が降るなか、「原発のない未来を選ぼう」などと訴え。ドラムの音が鳴り響き、「再稼働反対」「国会議員は原発とめろ」とコールしました。
官邸前には、「原発再稼働反対」などと書かれたプラカードが掲げられました。総選挙についても話題になり、「本当に原発に反対してくれる人を応援したい」「再稼働を進める安倍政権は許せない」などと語りました。
東京都多摩市に住む女性(74)は、「将来に、原発という『負の遺産』を残してはいけない」と、2012年から抗議に参加し続けています。「原発をなくすために声をあげ続けます。選挙では、原発を推進する人たちに審判を下したい」と話しました。
国会正門前では、市民の人たちがスピーチしました。マイクを握った年配の男性は、「なんとしても、原発に反対する国会議員を増やしたい。そのために頑張ろう」と呼びかけました。
この日は、500人(主催者発表)が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2017年10月14日より転載)