首都圏反原発連合(反原連)は1月6日、今年最初となる首相官邸前抗議を行いました。今回で228回です。参加者はドラムのリズムにあわせ、ペンライトを揺らしながら、「再稼働反対」「原発いらない」とコール。「すべての原発をゼロに」などと書かれたプラカードを手にもち、「今年こそ原発をなくす年にしたい」と語りました。
「原発をなくしてほしいと、私たちが言い続けることが大事」と話す女性(80)は、神奈川県秦野市から参加しました。月に1回ほど参加し、地域でも行動しているといいます。「今年も、自分ができることを粘り強くやりたい」
東京都豊島区の女性(76)は「一人ひとりが自分の問題として政治に参加する人が増えたと感じています」と話します。福島の原発事故から行動するようになりました。「必ず原発をなくします。信念の年です」
日本共産党の吉良よし子参院議員がスピーチしました。原発再稼働を推進する安倍政権に抗議し、「この行動が実際に政治を動かしています。原発をなくす日まで、ご一緒に声を上げ続けましょう」と呼びかけました。
この日は800人(主催者発表)が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2017年1月7日より転載)