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原発ゼロへ青年集う 福島・・「政治変えるのは私たち」

(写真)岩渕友(手前左)、増子輝彦(その右)両参院議員にメッセージを手渡す青年たち=10月16日、福島市
(写真)岩渕友(手前左)、増子輝彦(その右)両参院議員にメッセージを手渡す青年たち=10月16日、福島市

 福島県の青年でつくる「DAPPE」(平和と平等を守る民主主義アクション)と日本民主青年同盟福島県委員会は10月16日、福島市内で原発ゼロをめざす集会を開き、120人が参加しました。

 シンポジウムで3人が発言。浪江(なみえ)町出身の江田あさみさんは、2歳の娘と県内で避難生活を送る思いを語り「参院選で野党統一候補の増子輝彦さんが当選した。政治を変えるのは私たち」と話しました。

 郡山地方農民連の菊地穂奈美さんは、大学時代に被災した経験と、農民連が進める太陽光発電の取り組みを発言。弁護士の渡辺純さんは、4000人の原告団でたたかっている「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ! 福島原発訴訟」について報告し「国の責任を認めさせ、それをテコに原発政策を変えていこう」と訴えました。

 元福島県議の伊東達也さんが「福島のいま」と題して講演。

 日本共産党の岩渕友、民進党の増子輝彦両参院議員があいさつしました。岩渕氏は、原発ゼロに向け奮闘する決意を、増子氏は原発被害の賠償や復興に全力を尽くす決意を述べました。両議員に、青年200人のメッセージが手渡されました。

 集会は「僕らがつくる原発ゼロ」アピールを採択。20歳の男子大学生は「こういう集会で原発ゼロの思いをアピールすることには意味があると思う。もっと広げて世論をつくりたい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2016年10月17日より転載)