2月6日の原子力規制委員会の新基準適合性審査会合は、関西電力高浜原発3、4号機の審査を行いました。
関電は原発事故の対応にあたる要員が招集される際の原発外からのアクセスルートについて、従来の3ルートに2ルートを追加して説明。従来3ルートは一般向け資料で公関していましたが、追加の2ルートは「機密にかかわる」として非公開としました。原発内の消火設備の場所なども非公開にしました。
審査会合に関する資料のどの部分を一般に非公開にするかは、基本的に電力会社の判断に任されています。
また、テロによる原発の大規模損壊時の対応などは、非公開の審査会合(4日に初めて開催)で行い、後日、非公開の資料を、どこまで公開するかは電力会社と規制委が判断します。
(「しんぶん赤旗」2014年2月7日より転載)