労組や団体でつくる「原発ゼロをめざす京都ネットワーク」（原発ゼロ京都ネット）は３月14日、山田啓二府知事に対して、「大津地裁による高浜原発３・４号機の運転差し止め決定をふまえ、いますぐ、再稼働反対の表明を求める」申し入れを行いました。申し入れは、いますぐに京都府および府内含自治体が、高浜原発の再稼働に反対の表明を行うとともに、政府および関電にはたらきかけることを求めるもの。

　申し入れは、原発事故の甚大な被害より効率性を重視する関電の態度を批判し、避難計画を視野に入れない新規制基準の問題点を指摘する大津地裁の決定

理由を、「住民の声を認め、関西電力と政府の基本姿勢を指弾した画期的決定」であると評価。さらに、４号機が緊急停止したもとでも再稼働に固執する安倍政権を批判し、再稼働即時中止を求めています。

（「しんぶん赤旗」2016年3月15日より転載）