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規制委、追加調査を要請・・石川・志賀原発現地調査終わる

北陸電力志賀原発敷地内の破砕帯(断層)を調査する原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理をはじめとする5人の専門家チームは2月23日、敷地東方1・4キロ地点の活断層である福浦(ふくら)断層、敷地西方海岸部の破砕帯、敷地内の「S−6破砕帯」を見て回りました。

調査後の記者会見で島崎氏は、「多岐にわたり比較的効果的にみて回ることができた」とした上で、追加ボーリングの要請をしたこと、S−6破砕帯についての活動性をみる上でさらなる資料の整備が必要なことが、専門家の共通認識になったことを表明しました。

焦点になっている、福浦断層と原発敷地内の連動の可能性、1号機直下を通るS−1破砕帯の活動性については、今後の専門家会合で議論すると述べました。

福浦断層について北陸電力は従来、活断層としてきませんでしたが、昨年(2013年)12月の最終報告書で活断層であると認定。しかし、敷地内破砕帯と連動しないとしています。

調査後、会見した北陸電力の金子豊副社長は、追加ボーリングを行うとして、基本的に1カ所であり、今後の専門家会合の開催時期を遅らせる性質のものではないと説明しました。

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