関西電力高浜原発3、4号機再稼働への地元同意とりつけに向け、林幹雄経済産業大臣が福井県庁を訪れて西川一誠知事と面会した12月20日、県庁前では、宣伝抗議行動が終日取り組まれました。
のぼり旗や「再稼働反対」のプラカードを持ってアピールしたり、「おかしいでしょ、再稼働」と歌うなど、多くの人が集まりました。
日本共産党の井上哲士参院議員が、南秀一県委員長、金元幸枝同書記長、佐藤正雄県議らと行動に連帯して駆けつけ、社民党県連合の龍田清成代表、県平和センターの宮下正一事務局長らと並んで訴えました。
井上氏は「全国で再稼働反対の声がどんどん広がっています」「使用済み燃料の処分のあてもなく、再稼働して核のゴミがどんどん増える。こんな無責任なことがありますか」と訴えました。
福井市の守逸巳真正寺副住職は「西川知事は住民に何も説明していない。ひきょうだ」と語気を強めました。
(「しんぶん赤旗」2015年12月21日より転載)