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「再稼働申請は非常識」・・福井市で「原発ゼロ」行進 井上さとし参院比例・山田かずお候補ら参加

「福島の事故は収束もしていない。再稼働申請なんて非常識」−。原発ゼロをめざす市民行進が7月11日、福井市の県庁周りで取り組まれました。原発問題住民運動県連絡会の呼びかけで2011年7月から毎月続けているもので、今回が25回目。

行進する(最前列右から)井上さとし参院比例候補、山田かずお参院福井選挙区候補ら=7月11日、福井市
行進する(最前列右から)井上さとし参院比例候補、山田かずお参院福井選挙区候補ら=7月11日、福井市

関西電力など電力4社は原発の新規制基準が施行された8日、計10基の再稼働に向けた安全審査を原子力規制委員会に申請しました。関電は大飯3、4号機(おおい町)と高浜3、4号機(高浜町)について申請。原発問題は参院選の重大争点となっています。

今回の行進には、日本共産党の井上さとし参院比例候補と、山田かずお参院選挙区候補が参加しました。出発前の集会で、井上氏があいさつし、再稼働のため猛暑を祈る電力会社幹部と経済産業省幹部のメールのやりとりを暴露した週刊誌記事を紹介。「熱中症で亡くなった人もいる。国民の命や安全より、もうけを上に置く彼らの本音が現れている」と批判し、「この福井から即時ゼロと自然エネルギーへの転換の声を広げていこう」と呼びかけました。

参加者は「大地を汚す原発なくそう」などと訴えながら、県庁周りを行進しました。福井市の女性(44)は「安倍首相の無理やりな態度が嫌い。輸出なんて許せないし、再稼働なんてありえない」と訴えました。

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