「上関（かみのせき）原発を建てさせない山口県民大集会実行委員会」は12月24日、山口市で会見し、２０１４年３月８日に山口市の維新百年記念公園ちょるる広場で、上関原発建設に反対する１万人規模の集会を開催すると発表しました。

会見には、代表呼びかけ人の一人である田川章次弁護士や集会実行委員会の草地大作事務局長、実行委員会役員など10人が出席し、「山口県民の『上関原発ノー』という意思を安倍自公政権や山本繁太郎知事に示したい」と強調しました。

田川弁護士は「政府は、『原発ゼロ』の国民の願いを無視して、エネルギー基本計画のなかで『原発は基盤となるベース電源』と明記し、原発建設を推進する考えを明らかにした。『上関原発は建てさせない』というのが県民の意思だ」と語りました。

草地事務局長は「反原発の運動をしている団体や個人が、立場の違いをこえて結集した集会。ぜひ成功させたい」とのべ、第１部が鎌田慧さんやアーサー・ビナードさんのスピーチ、第２部に歌や演奏などのプログラムを紹介しました。