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異議申し立て 11日に判断・・川内原発1・2号機/規制委

 原子力規制委員会が九州電力川内原発1、2号機について新規制基準に適合するとして出した「設置変更許可」の取り消しを求めた異議申し立てについて、11日に開く規制委の臨時会議で審理し判断します。原子力規制庁が12月8日に明らかにしました。新規制基準にかかわる異議申し立てについて初の決定となります。

 異議申し立ては昨年11月7日。地元住民をはじめ約1500人が、東京電力福島第1原発事故の真相解明より基準作成と審査を優先させたことや、避難計画の妥当性・実効性を確認していないなどを理由に、許可の取り消しを求めています。

 また、異議申立人の総代が同12月18日、異議申し立ての審理の公開や審査の停止を求める申し立ても行っています。今年1月21日に申立人の意見陳述が非公開で行われています。

 臨時会議では二つの申し立てについて審理し判断するといいますが、会議は非公開です。

(「しんぶん赤旗」2015年12月9日より転載)