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排煙窓ふさぐ 電線管誤設置・・柏崎刈羽原発

 東京電力は12月7日、柏崎刈羽原発(新潟県)3、4号機サービス建屋の排煙窓の外側に、ケーブルの入った電線管が敷設され、窓が開かない状態になっていたと発表しました。排煙窓は火災の時に煙を外に出す窓で、開かない状態は建築基準法に反するため、4日に電線管を撤去しました。

 東電によると、電線管は2012年3月に敷設され、中には監視カメラ用のケーブルが通っています。07年の新潟県中越沖地震で3号機の変圧器が火災を起こしたため、変圧器の状況などを確認する目的で設置されました。

 排煙窓は外壁と色や素材が同じで、誤って管を敷設した可能性があるといいます。

(「しんぶん赤旗」2015年12月8日より転載)