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高浜再稼働ノー・・“本気で止める”全国集会/福井

京都から参加した参加者ら=12月5日、福井市(写真=山本雅彦)
京都から参加したみなさんと話す、山本貴美子敦賀市議(右端)=12月5日、福井市(写真=山本雅彦)

 「高浜原発3、4号機の再稼働を本気で止める!全国集会」が12月5日、立地県である福井県の福井市西公園で開かれ、県内外から約1200人が参加しました。「原発再稼働ストップ!」のプラカードを一斉に掲げ、パレードでアピールしました。

福井1200人

 関西電力の高浜3、4号機は再稼働の地元同意手続きに入っており、野瀬豊高浜町長が同意表明(3日)したのに続き、西川一誠知事が12月県議会や県の専門家会合などの議論をふまえて判断を行う構えです。司法では、高浜3、4号機の再稼働差し止め仮処分決定(福井地裁)に対する異議審が終結し、裁判所が判断を示す段階となっています。

 同集会には、さようなら原発1000万人署名アクション、首都圏反原発連合、原発をなくす全国連絡会、再稼働阻止全国ネットワークの4団体が協賛。1000万人署名アクションの賛同人で講談師の神田香織さんが司会を務め、福島県出身者として「ふるさとを命がけで守ってください」「絶対に二度と、この国で福島の悲劇を味わってほしくない」と訴えました。

 主催あいさつを行った中嶌哲演(なかじま・てつえん)氏は「再稼働反対の国民多数派の世論を顕在化する共同と協働の大運動を」と呼びかけ、日本共産党の藤野保史衆院議員が連帯して駆けつけ、壇上で紹介されました。

 リレートークでは、高浜町在住の男性(69)が「すべてが無責任体制の上にのった原発は廃止する以外にない」と発言しました。

 福井市内では同日、「もんじゅを廃炉に!全国集会」も開かれました。

(「しんぶん赤旗」2015年12月6日より転載)