中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の再稼働を許さない「ひまわり集会」(同実行委員会主催)が11月21日、静岡市葵区駿府城公園で開催され、2000人が参加しました。
雲一つない秋晴れのもと、パーカッションの音とともに「原発いらない」「子どもを守ろう」とコールしてパレードし、市民の注目を集めました。
実行委員長の林克氏(浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす県連絡会代表)は、「浜岡原発は東海地震の震源域の真上にある世界一危険な原発です。来年秋以降に狙われる再稼働を許さないために、署名を積み上げ、反対の世論の声を高めましょう」と呼びかけました。
日本共産党から島津幸広、本村伸子両衆院議員、平賀高成県議、鈴木ちか参院選挙区候補が参加。島津議員は「国民の声を聞かず、原発両稼働や戦争法強行採決など暴走する安倍政権を退場させるため大きく声をあげていこう」と力説しました。
三上元・湖西市長が「何がなんでも浜岡の再稼働はわれわれの力で阻止しましょう」とメッセージを寄せました。
福島県浪江町から富士市に避難している堀川文夫さん(61)が「故郷には帰りたくても帰れない。静岡県で同じことを起こしてはいけない」と強調しました。
(「しんぶん赤旗」2015年11月22日より転載)