東日本大震災からの復興、原発のない社会をめざす青年らが3月11日夕、東京都渋谷区の代々木公園で、「忘れない3・11キャンドルプロジェクト」(実行委員会主催)を行いました。一緒に歩きませんか」との呼びかけに、多くの若者がキャンドルを受け取り、デモに飛び入り参加。参加者は130人にまで膨らみました。
出発集会では、4人の青年がスピーチ。東京高校生平和ゼミナールに参加している高校2年の女性は「事故を反省し、『誤りを繰り返さず、原発のない社会をつくることは、私たちの行動にかかっています』と語りました。
実行委員会の柳田智明さん(33)は「原発事故で多くの人が苦しむ過ちを繰り返さないために、原発のない社会をつくろう」と訴えました。
知人と一緒に参加した東京都中野区の阿部洋史さん(27)は「節目ごとに被災地を思い、身近でできることを少しずつやっていくことが復興につながると思います」と話しました。
この日は、東京都三鷹市、千葉県の浦安市、船橋市、愛媛県松山市でも同様のイベントが行われました。
日本青年団協議会などから激励のメッセージが寄せられました。