九州電力は4月30日、川内原発1、2号機(鹿児島県)の再嫁備に向けた認可手続きに必要な「保安規定変更認可」の再補正書を原子力規制委員会に提出しました。
川内原発は、1号機が先行して再稼働に向けた使用前検査を受けています。事故時の対応手順や通常の運転管理などを定めた保安規定の認可がないと、核燃料を原子炉に入れることができません。
九電によると、補正書の提出は昨年10月に続き2回目。これまでの審査で指摘された点を踏まえ、重大事故に対処する訓練の実施要項を詳しくしたり、機器類を火災や竜巻などから防ぐ具体的方法を追加したりしました。
(「しんぶん赤旗」2015年5月1日より転載)