東京電力福島第1原発事故から、もうすぐ4周年となる3月1日に「3・11メモリアルアクション─原発のない新しい福井へ」集会(実行委員会主催)が福井市フェニックス・プラザで開催されます。
共同代表の山本富士夫・福井大学名誉教授など3人が2月2日、集会の内容を会見で発表しました。
2012年以来、毎年取り組まれ、今年は関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働に向けた動きが強まっている下での開催です。昨年の集会で呼びかけられた「もう動かすな原発!福井県民署名」は20万人分を超えています。
山本氏は「粘り強い草の根運動をやってきた」と振り返り、直面する取り組みとして「再稼働阻止が一番大きい」として集会成功に向けた幅広い参加と協力を呼びかけました。
当日は、参加者がリレー形式で発言するとともに、地震と活断層問題で立石雅昭・新潟大学名誉教授が、福島の現状について伊東達也・原発問題住民運動全国センター代表委員が、それぞれ報告します。集会後はパレードが行われます。
(「しんぶん赤旗」2015年2月4日より転載)