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美浜3号機再稼働狙う 関電・・運転から38年超

 関西電力は2月2日、運転開始から38年を超えている美浜原発3号機(福井県美浜町)の再稼働を目指し、今年度中に再稼働の前提となる新規制基準の適合性審査を原子力規制委員会に申請する方針を明らかにしました。同社の豊松秀己副社長が同日、福井県に伝えました。

 豊松副社長は、運転から40年前後の高浜原発1、2号機(同県高浜町)についても、今年度内に適合性審査を申請する方針を示しました。

 また、大飯原発1、2号機(同県おおい町)に関しては、適合性審査の申請準備を進めていると説明。

 原発の運転期間は、2013年7月施行の改正原子炉等規制法で原則40年とされ、最長20年の延長が可能ですが、特別点検を実施した上で、運転延長に関する審査と適合性審査に合格する必要があります。

(「しんぶん赤旗」2015年2月4日より転載)

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