「東日本大震災被災者支援、東海第2原発の廃炉、そして憲法9条とともに生きていこう」などをテーマに掲げたコンサートが7月13日、茨城県石岡市内で開かれ、出演した六つのグループの演奏や歌に100人余が聞き入りました。
″百姓フォーク″を自認する地元茨城の「ヒューマン・ファーマーズ」は、福島第1原発事故の責任を問う「ふるさとを汚したのは誰」、憲法9条を守り続ける大切さを訴える「平和の暦」などを
披露しました。
同原発に近い福島県いわき市で活動している「いわき雑魚塾」は、「でれすけ原発」「福島の海よ」などのオリジナル曲を演奏し、原発の廃炉をよびかけました。
各グループはトークのなかで、集団的自衛権の行使容認を決定し、原発再稼働も推進する安倍暴走政権の危険性を指摘。原発ゼロの実現や憲法9条を守るためにともに力を合わせていくことをアピールし、共感の拍手に包まれました。
(「しんぶん赤旗」2014年7月15日より転載)