福島市在住で「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告の渡部幸一・保子さん夫妻は、福島県伊達市の「りょうぜん里山がっこう」(電話024〈587〉1032)で写真と絵画の二人展を開いています8月31日まで。
「原発事故は許せない」と思う2人は「この悔しさや不合理を、写真や絵画の中でどう表現したらいいのか」と考えて福島の今を「撮り」「描き」ました。
保子さんの絵「食べられない」は、放射能で汚染されたウメを描いています。「こどもがいない」と題する絵は、人影が消えた街にヒマワリの花が咲いている風景が描かれ、人が住めなくしたものへの怒りを表現しています。
幸一さんの写真は、原発事故を苦にして自殺した酪農家が牛舎に書き残した言葉や白骨化した牛の頭蓋骨など被災地の生々しい状況をカメラが切り取っています。
(「しんぶん赤旗」2014年7月14日より転載)