日本共産党福井県委員会は二十三日、福井県に対し、また北越地区委員会も同日、福井市に対し、「福井豪雨災害についてのお見舞いと生活、健康面に関する申し入れ」を行いました。佐藤正雄県議・県副委員長、西村きみ子市議、西村高治北越地区委員長が参加しました。
申し入れは、「復旧作業やボランティア活動のなかで、衛生面や被災者の健康面での問題や不安」が出ており「自治体も現場も大変混乱している」と指摘。その上で、(1)泥除去・消毒作業のマニュアル徹底と、市民要望による消毒剤等の速やかな配布(2)被災者、ボランティアへの防じんマスクの配布(3)一人暮らしの高齢者の生活、健康状況調査、対応など、六項目の早急な対応を求めています。
佐藤県議は県への申し入れで、ボランティアの防じん用マスク着用を徹底することなどを要望。福祉環境部健康増進課長らが応対しました。
市への申し入れでは西村市議が、同県鯖江市の高齢の女性が死亡したのは過労と見られることを取り上げ「高齢者の健康状態を積極的に調査すべきだ」と訴えました。応対した福祉保健部長は「今できることは最大限努力し、率先してやりたい」と答えました。