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土壌の放射能10倍に・・1号貯水槽、2日前と比べ 福島第1

東京電力福島第1原発の地下貯水槽から放射能汚染水が漏れた問題で、東電は4月28日、1号貯水槽の外側土壌で27日に採取した水の放射能濃度が、2日前と比べ10倍超に上昇したと発表しました。貯水槽外側土壌での水採取場所は2カ所あり、今回上昇が判明した場所はこれまで濃度が低い状態が続いていました。東電は「原因は分かっていない。監視を続ける」としています。

東電によると、放射能濃度が上昇したのは1号貯水槽の南西側土壌。27日に採取した水でストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1ミリリットル当たり1・1ベクレル検出されました。26日は検出限界値未満で、25日は同0・099ベクレルでした。

これまでは1号貯水槽北東側で高い濃度が検出され、東電は部分的に汚染水が漏れたとの見方を示していました。同貯水槽の南西側遮水シートの放射性物質濃度には大きな変化はないといい、東電は状況の確認を進めています。

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