原発をなくす新潟県連絡会は、6月2日に東京で開かれる「NO NUKES DAY」(ノーニュークスデイ)に、バス3台、200人を目標に参加の取り組みを強めています。当日は、原発をなくす全国連絡会が主催する「原発ゼロをめざす中央集会」に参加し、「国会大包囲」行動に合流します。
県連絡会は、東京電力柏崎刈羽原発の立地県として、全国の運動と連帯し柏崎刈羽原発の再稼働中止・廃炉を実現する運動の結節点として、この集会を高く位置づけています。
泉田裕彦県知事は「福島原発事故の検証なしに再稼働の議論はできない」との立場であることから、連絡会は東京電力に柏崎刈羽原発の廃炉を求める15万人署名運動(来年3月まで)をすすめています。長岡市や十日町市では、再稼働に反対する請願書名をそれぞれ1万人、9000人から集めました。
バスは新潟駅、新発田駅、長岡駅をそれぞれ出発するコースを設定。民医連と新日本婦人の会は50人、県労連は40人を目標に参加を強めています。青年は、仮装や楽器演奏などのパフォーマンスも考えています。
新婦人新発田支部の八幡明子さんは「映画『渡されたバトン』の上映運動で800人近くが鑑賞し、会員も元気をもらった。集会でさらに元気をもらってこようと話し合っている」と語りました。
岡山・・新幹線1両借り切って
岡山県民主医療機関連合会(太田仁士会長)は、「原発ゼロをめざす中央集会」に、新幹線往復1両、90席を借り切って参加者を募っています。
これまでに、民医連の各医療機関の職員79人、ほかの労組や民主団体から8人、合計87人が参加を申し込んでいます。
同民医連では、昨年(2012年)7月に開かれた「さよなら原発10万人集会」にも87人が参加。参加した職員が呼びかけて、倉敷市での金曜アクションを取り組むなど運動を広げてきました。
原発事故から県内に避難している被災者の健康診断も計画されていて、全国連絡会の呼びかけに応え、「原発ゼロをめざす運動のかけ橋になろう」と取り組んでいます。
6・2ノーニュークスデイ
原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクション、首都圏反原発連合(反原連)の3グループが共同して6月2日に東京でおこなう諸行動。原発再稼働を既定のものとする新規制基準の策定や原発再稼働に反対し、「原発ゼロ」へ転換を求める運動を結集します。
原発をなくす全国連絡会は午前11時から明治公園で「原発ゼロをめざす中央集会」を開催。さようなら原発1000万人アクションは午後0時半から芝公園23号地で「つながろうフクシマ!さようなら原発集会」を開きます。首都圏反原発連合(反原連)は午後4時から国会周辺で「反原発国会大包囲」行動を展開し、国会前大集会も開きます。全国連絡会、1000万人アクションの両団体は、集会・デモ行進のあと反原連の「国会大包囲」行動に合流します。