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全原発廃炉まで声あげる・・官邸前行動/各地でも

首都圏反原発連合(反原連)は24日、「即時原発ゼロ」を訴える首相官邸前抗議行動を行いました。原発輸出のトップセールスを進め、7月に策定する新規制基準をもとに原発再稼働に踏み出そうとする安倍晋三内閣。3000人(主催者発表)の参加者は「再稼働反対」「原発売るな」とコールしました。

即時原発ゼロを求め抗議する人たち=5月24日、首相官邸前
即時原発ゼロを求め抗議する人たち=5月24日、首相官邸前

大阪市からきた女性(40)は「実家が島根原発から10キロ圏内にあります。人の手におえない原発は使うべきじゃない。再稼働はおかしい。廃炉の道を早く決めるべきです」といいます。

男性(38)は、茨城県から同僚と一緒に初参加。「福島の事故のときはJCOの臨界事故を思い出して不安でいっぱいでした。5歳と2歳の子どもがいるので、心配が尽きません。全原発がなくなるまで声をあげ続けます」

東京都大田区の男性は「ここで声をあげて日本を変えなくては。『もんじゅ』がとまりそうだが、『ほかは安全』と再稼働を進めることは許されない」と語りました。

日本共産党の笠井亮衆院議員、吉良よし子都雇用と就活対策室長も参加してスピーチしました。

 

原発ゼロヘ熱いコール・・金曜行動各地で

各地で30度を超える真夏日となった5月24日、官邸前での行動に呼応して、原発ゼロを願う熱いコールが街中に響きわたりました。

岡山・・放射能で瀬戸内汚すなと訴え

原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山実行委員会は、岡山市の中国電力岡山支社周辺で40回目のデモ行進を行いました。

24人が参加し、リレートーク。全国革新懇の会議に参加した氏平長親さんが″全国で繰り広げられている原発反対の金曜アクションが大きな力になっている″と福島の代表が発言したことを紹介しました。

伊原潔事務局長は、敦賀2号機が活断層の影響で廃炉の可能性が大きいこと、原発の再稼働や輸出推進を求めた民間の「緊急提言」に経済産業省資源エネルギー庁が関与していたことなど原発をめぐる情勢を報告しました。

参加者は替え歌で「爆発した 飛び出した 原発の粒子 誰もが気づく 命の重み 子どもを守れ」と歌い、支社の周りを行進。「安全な電気をつくれ」「瀬戸内を放射能で汚すな」と訴えました。

秋田・・再稼働許さない子ら守れと唱和

秋田市の即時原発ゼロを求める市民団体「さよなら原発県民アクション」は、同市中通の仲小路などをデモ行進し、「原発ゼロで子どもを守れ」「原発再稼働ゆるさない」「輸出ゆるさない」などと唱和しました。

29人が参加。デモを見かけた高校生男女5人の一団が、参加者らのコールに合わせ「原発なくそう」とこぶしを突き上げました。

大館市では、原発ゼロを求める金曜日大館行動が行われました。

参加者らは、東北電力大館営業所の前などで「女川原発やめろ、東通原発やめろ」「大間の建設やめろ」などと声を合わせました。

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