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九電 前会長が謝罪・・原発の再稼働めぐる発言

九州電力前会長の松尾新吾相談役(九州経済連合会前会長)は6月14日、佐賀県議会に出向き、原発の再稼働と九電の寄付を絡めた自身の発言について、県民と県議会への謝罪を求められた11日の県議会抗議決議文を木原奉文議長から受け取りました。松尾氏は「佐賀県民と県議会に対して不快の念を持たせた。発言を取り消し、謝罪申しあげます」とのべました。

問題の発言は、5月29日の九州国際重粒子線がん治療センター(鳥栖市)の開設記念式典で、センターヘの九電の寄付が滞っていることに対し、松尾氏が「原発を止めて1日10億円の赤字を出しており、原発を4日間早く運転すれば何てことはない」とのべたもの。

日本共産党の武藤明美県議は、「謝罪を言葉だけにするのではなく、『やらせメール』問題をはじめとした原発問題に対する九電の社会的なコンプライアンス(法令順守)が問われていることを受けとめるべきだ」と話しました。

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