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全国の原発総点検求める 市田書記局長が談話

itida-tadayosi 関西電力の美浜原発の死傷事故について、日本共産党の市田忠義書記局長は九日、つぎのような談話を発表しました。

本日、関西電力美浜原発3号機で発生した蒸気漏れによって、これまでに判明しただけでも十人をこえる死傷者を出す重大事故が発生した。日本原発史上で最多の死傷者を出す深刻な事態であり、関電、および政府の安全対策が厳しく問われるものである。

日本共産党は、何よりも被害者の救命、事故状況の把握と原因究明に全力をあげることをもとめる。同時に、安全確保を最優先に、同機のような老朽原発をはじめ全国の原発の総点検を求める。

日本共産党は、原発の「安全神話」を一掃し、安全確保第一の原子力行政に転換するために全力をつくす決意である。

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