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関電大飯原発3号機で水蒸気漏れ・・操作ミスが原因

関西電力は9月5日、大飯原発(福井県おおい町)3号機のタービン建屋で水蒸気が漏れたと発表しました。

発表によると、午後1時22分に中央制御室のタービン発電機消火装置受信盤にある3号低圧タービン部火災の警報が出ました。テレビカメラで現場を確認したところ、低圧タービングランド部から水蒸気が漏れていることを確認したため、水蒸気を止める弁を閉じ、漏れは止まったといいます。

3号機は2日から定期検査に入っており、この日はグランド蒸気系統の隔離作業を行っていましたが、その際、誤って水蒸気を止める弁を開けてしまったといいます。漏れた水蒸気は170度の高温でしたが、まわりに人がいなかったため負傷者などは出なかったとしています。

3号機では2日に定期検査のために出力を下げる作業を行っていた際にも出力不均一になり、保安規定で定める運転上の制限を逸脱する事故が発生しています。

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