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再処理施設など 規制委新基準案・・重大事故対策義務づけ

原子力規制委員会は9月11日、核燃料加工施設や再処理施設などにも新たな重大事故対策などを義務づける新規制基準案と、原発や加工施設、再処理施設で今後実施される「安全性向上のための評価」に関する運用ガイド案などを了承しました。12日から30日間、一般から意見を募集します。これらの基準は、法律で12月18日までに施行するとされています。

今回対象となるのは、青森県六ヶ所村にある再処理施設のほか、加工施設、試験研究用原子炉、燃料貯蔵施設、廃棄物埋設施設、廃棄物管理施設、使用施設など。原発と同様に重大事故を想定した対策を求めるのは、再処理施設や加工施設です。試験研究用原子炉でも出力の大きなものに対しては、重大な事故への対応を求めています。

また、安全性向上のための評価は、原発のほか加工施設、再処理施設に法的に義務づけられます。定期的に確率論的なリスク評価やいわゆる「ストレステスト」などの手法で、原発などのリスク評価を求めるものです。

これらは、11月下旬から12月上旬に公布、12月中旬に施行予定で、施行後の適用方法などに関しては今後、決めるとしています。

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