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火力発電所も配管点検へ・・保安院が指示

福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出死傷事故を受け、経済産業省原子力安全・保安院は十一日、全国の電力会社などに対して、火力発電所の配管についても点検を指示することを決めました。

3号機の事故では、破損した配管が長期にわたる使用を通じ、水流で削られて薄くなり、水流の内圧に耐えられなくな「延性割れ」が事故原因との見方が強まっています。

保安院は、火力発電所でも「同種の配管がある」として、点検を指示することを決めました。点検の対象となる火力発電所は全国で約八百四十基。

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