
新潟県の東京電力柏崎刈羽原発をめぐり11日、長岡市や柏崎市などで再稼働に反対する宣伝が行われました。毎月11日に宣伝を続ける「原発ゼロ長岡市民ネット」は20人以上が参加して、「制御棒トラブルが相次いでいるのに再稼働は安全軽視だ」「今年の豪雪で事故が起きたら避難できない」などと訴えました。
代表の小山洋司新潟大学名誉教授は、「6号機では再稼働直前にも、30年前の設定ミスによる制御棒のトラブルが発生した。再稼働直後の警報トラブルも、鳴らない設定にしただけで再稼働したことは安全軽視だ」と批判。中部電力浜岡原発の基準地震動の不正データにかかわった会社が、柏崎刈羽の検査に関与している疑いもあると指摘し、解明がないまま再稼働は許されないと訴えました。
参加者は、「原発は放射能汚染など住民の命にかかわる危険があるから避難計画が必要。しかし、国は実効性ある避難計画も避難道路の整備も未完成だ」「東電に原発運転の資格はない」などと訴えました。
ビラを受け取った長岡市の70代女性は、「福島を考えれば原発は絶対反対。知事が県民の信を問わずに再稼働に同意したことも許せない」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2026年2月12日より転載)