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柏崎刈羽再稼働ノー/前橋 新潟知事の容認に抗議

前橋駅頭での緊急宣伝=11月28日、前橋駅前

「原発をなくす前橋の会」は11月28日、前橋市の前橋駅前で、新潟県の花角英世知事が東京電力柏崎刈羽原発6・7号機の再稼働容認(21日)を表明したことに抗議し緊急宣伝を行いました。夕方の寒風が吹き始める中、20人が参加しました。

 25日に1200人の新潟県民が新潟県庁と県議会を取り囲み「知事は『県民の信を問う』との公約を守れ」と声を上げた「人間の鎖」行動に加わった「原発をなくす群馬の会」の安藤哲雄事務局長が最初に訴えました。安藤氏は「柏崎刈羽原発の再稼働は、新潟県民だけの問題ではなく、群馬県民に直接かかわる大問題です」と呼びかけ、「柏崎刈羽原発で事故が起きれば、群馬は壊滅的な被害を受けます。東電が今やるべきことは、再稼働ではなく、原発事故被災者への賠償と、福島の復旧・復興、そして福島原発事故の収束に全力をあげることです」と話しました。

 行きかう人から「頑張ってください」との声かけもあり、その中のウクライナからの避難者は「平和で安全が大事」と話していました。会員は次々とマイクを持ち「柏崎刈羽原発の再稼働を許すな」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2025年12月4日より転載)