伊方原発今すぐ廃炉!!現地集会が、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)下の11日、愛媛県伊方町で開かれ、50人が参加。伊方原発ゲート前では、定期検査中で止まっている3号機をこのまま廃炉にするよう四国電力に申し入れました。町中央公民館で集会の後、町役場周辺をデモ行進しました。伊方から原発をなくす会(近藤亨子代表)の主催。
近藤代表は「M8以上の地震で『南海トラフ地震臨時情報』後も、3号機の運転は継続するとの姿勢は変わっていないのか。地震発生時に、どのような事故になるのか分からないまま、『安全に問題はない』『稼働を続ける』と断言する姿勢は、基本的な危機管理資質の欠落です」と指摘。3号機の即刻廃炉を強く要請しました。
グリーン市民ネットワーク高知の外京ゆり共同代表は「4月17日の豊後水道、8月8日の日向灘と、南海トラフ震源域で発生した地震は、巨大地震へのおそれと原発震災への不安をかき立てる」と述べ、原発事業からの撤退を求めました。
集会で参加者は、南海トラフなどで巨大地震が起きると、伊方原発は複合災害を起こす危険が極めて大きいと不安や怒りの声を次々に上げ、廃炉にするよう訴えました。
(「しんぶん赤旗」2024年8月13日より転載)